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スピーカー全体を正規の位置に戻し、大きめの音量でエージングします。この際、色々なジャンルの音楽で慣らした方が良い様です。
ネットオークションで中古を落札した為にメーカー出荷時の音とは比較できませんが、前回修理したSC-101よりもfoは低く設定されている印象で、音圧は高くないものの、低い周波数も再生されている様です。
また、奥行き感はSC-101に譲るも、広がりは勝っている感じです。
音圧が88dB/Wと低い為にアンプを選びますが、男性女性を問わずヴォーカルのつややかさが特徴的です。
位置づけとしては3ウェイではなく、2ウェイ+スーパートゥイーターとあくまで2ウェイが基本となっていますが、トゥイーターの19KHz付近が一番落ち込む特性をスーパートゥイーターで補っている様で、周波数特性のグラフでは10KHzから徐々に盛り上がり、19KHz付近では7dB前後補正しています。(私の耳では大差が無い様に思えますが、シンバルの余韻に差が出ている様に聞こえます。)
DIATONE DS-201:1978年発売 32,000円/1本 2/3WAYブックシェルフ型アコースティックエアサスペンション方式 ウーファー20㌢コーン型 トゥイーター5㌢コーン型 スーパートゥイーター1.6㌢ドーム型 再生周波数 40~25KHz 音圧88dB/W/m クロスオーバー周波数 1.5KHz 10KHz
20㌢コーンとしては巨大なマグネット。サブスピーカーのDS-5Bの10㌢ウーファー全体よりも大きい事が解ります。
ほぼ新品の特性に近づいたと思われるDS-201
エッジもこの様に柔らかくなり、バスドラムの再生時もコーンがしっかりストロークする様になりました。しかしながらダンプ剤が抜けている訳ではなく、密閉式システムとして生きています。
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懐古な趣味と報告
企画:しげ幽鬼
編集人:ネメシス