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オーディオブームの最中に家電メーカーからシステムコンポなるオーディオが発売されたが、カタログに紹介されていた。
組み合わせにはラックやカセットデッキが組み合わせ価格に含まれていないのが普通だった。
これは余分なコンポーネントを買わせる為のメーカーの常套手段だった。
最低限ラックだけは欲しいとオプション欄を見ると、カセットデッキやオーディオタイマーなどのコンポーネントが列記されていたが、マイクロフォン等のパーツが便乗掲載されていた。 便乗パーツの代表選手と思われるのがマイクロフォンミキサーだったが、その上手を行くのが今回紹介するコンポーネントテレビジョンである。
ミキサーでマイクとアンプを繋ぎ、レコードに合わせて歌うシーンも考えられないが、小型のモノクロ画面を見ながら音声をステレオのスピーカーから聴く必要性はそれ以上に考えられないのである。
上級機にはオシロスコープ擬きの波形が画面上に表示される機能も付随したが、案の定短期間で姿を消してしまった。
UHF,VHF共にロータリー式の懐かしいチャンネル。フロントパネルは対応するコンポのシリーズに合わせた意匠になっている。
音量はアンプ側で行う為、電源スイッチ以外はブライトとコントラストつまみだけというシンプルな構成。
ピクチャースイッチは自動コントラスト機能だが、信頼性はイマイチだった。
UHF及びVHFのアンテナ線が異様に目立つ背面。垂直及び水平同期のつまみは背面にある。
音声はモノラルの為、ピンジャックは1個のみ。 アンプのRまたはLのどちらかに接続するが、アンプにチャンネル合成切り替えが無い場合は片側からしか音声が出なかった。
後にアンプ側のみが二つに分かれたピンコードが発売されたが、これも短命に終わった。
by.BOW
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懐古な趣味と報告
企画:しげ幽鬼
編集人:ネメシス