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修理後の感想ですが、CDラジカセやミニステレオとは明らかに音質差が出ているものの、楽器数の多い曲は流石に荷が重い雰囲気です。ヴォーカルはハッキリしていますが、奥行きや広がりを感じられる再生音とは思えませんでした。 特にボリュームによる低音の変化か大きく、小音量ではブーミーな感じで、音量を上げるにつれて堅くなります。
音楽を聴くのではなく、作業をしながらのBGM装置と割り切れば、多少のスペースを占領してもお釣りが来る性能だとも言えそうです。
カセットデッキはレコーディングボリュームすら無いオートリバースのダブルデッキですから、音質を期待するのは酷と言う物。気の利いたラジカセ程度と表現すれば解りやすいでしょう。
スピーカー以外に資料が見つからなかった為、スピーカーの性能のみを紹介しておきます。
ONKYO LiverPool D-150:2ウェイバスレフ方式ブックシェルフ型 16㌢ピュアカーボンコーン型ウーファー +ドーム型トゥイーター 再生周波数38~30KHz 音圧89dB 最大入力150W インピーダンス6Ω 1991年発売 \20,000/1本
一見アルミ製と思えるリングはプラスチック製で、固定は木ねじを直接ねじ込む方式になっている。 表面も木目のシートを貼ってあるだけである事が解る。
ラバーエッジに張り替えたユニットを組み込んだ状態。サランネットは茶色の落ち着いた雰囲気だが、フレームが樹脂製の為にこの状態のまま使う事にした。
操作部がドアに隠れたデザインのダブルカセットデッキ。 どちらもオートリバース式でテープダビングも出来るが、録音レベルの調整が出来ない。 カウンターはFL管式で正常に表示するが、ここが唯一の点灯部分となっており、テープ部の窓部分には蛍光テープが貼られているだけの為にテープの残量は全く見えない。 また全コンポーネントに共通しているが、シルバーのパネルにホワイトの文字は非常に見づらい。リモコンでの操作を主体としている為だろうか…。
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懐古な趣味と報告
企画:しげ幽鬼
編集人:ネメシス